現在は“国民的アイドル”と呼ばれ、あちこちから引っ張りだこのAKB48とその姉妹グループたち。
その人気の裏で、常にやり玉にあがるのが、“AKB商法”と言われる“オマケ商法”です。
この“オマケ”は、現在ではメンバーと握手することができる“握手券”、次のシングル曲のセンターポジションを決める総選挙で投票することができる“投票券”、あるいはランダムにつけられているメンバーの生写真などとなっています。
これらは、生写真を除くとすべてある種の“権利”をオマケにつけているという形です。
この“権利商法”、AKB48発足当初からあったものでした。
古参のファンいわく、これは“金持ちの遊び”なんだとか。
AKB商法の驚くべき本質とは…。→ Ranking
AKB48メジャーデビューシングル『会いたかった』
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AKB48は、秋葉原に常設されたAKB48劇場からスタートしました。
現在はCDを買うとついてくる“握手券”や“投票券”ですが、当初はその形ではなく、ガチャガチャでいろんな権利を販売していたといいます。
(以下引用)
「秋葉原のドン・キホーテの8階にある劇場の前は、昔は今と違ってオープンな広場になっていて、カフェがあって、昼間からいろんな人が出入りしていた」
初期のころからのAKB48ファンが言う。
「その広場に、“ガチャガチャ”が置いてあったんです」
(中略)
「これが1回300円。
カプセルの中には“100発100中券”や“100発98中券”という当たりが入っていた。
これが欲しくて、公演後にはガチャガチャの前に列ができていた」(同)
(以上引用 週刊新潮)
このガチャガチャ、当たり券の種類は多岐にわたっていたようですね。
Wikipediaによると…
ロビーには数台のガチャガチャが設置され、期間を区切って販売されていた。
1回300円。
当初はメンバーの写真入り缶バッジやシールなどが封入されていたが、その後、当たり券またははずれ券のみが封入されたカプセルが定番となった。
はずれ券1枚でメンバーの写真1枚と交換ができるほか、はずれ券100枚で3順後入場券と引き換えられる特典もあった。
当たりの例として、
・お気に入りのメンバーとの2ショットポラ、3ショットポラ撮影券
・お気に入りメンバーの自画撮りポラ券
・ゲネプロ招待券
・100発100中券(初日、千秋楽公演でもメール当選できる権利)
・劇場優先入場権:1順後入場権、2順後入場権、3順後入場権(抽選入場時、優先的に入場できる権利)
・メンバーのサイン入り私物券
・メンバーからのお手紙返事券
番外編として、以下のような当たり券もあった。
・一日劇場支配人券
・抽選ビンゴを回せる券
・劇場支配人と行く居酒屋感想券
・お気に入りのメンバーと一緒に楽屋からしか乗れない専用エレベーター(定員8人)で1階まで降りられる券。
(以上 Wikipediaより引用)
ちなみに、週刊新潮に出ていた“100発98中券”というのは、新規公演の初日と千秋楽、正月やクリスマスの特別講演を除いて好きな日時に劇場公演の席が取れる、という券だったそうです。
とにかくいろんな当たり券を用意していたんですね。
これらのガチャガチャは、そのうちガチャガチャの機械では間に合わなくなり、箱の中に真っ黒なカプセルを入れて、欲しい数だけ代金と交換で、素手でカプセルを引かせるように変わっていったといいます。
(以下引用)
「普通は10~20個を3000~6000円で買ってましたね。
お金のない高校生は1000円くらいで2~3個を買うのがせいぜい」(同)
ここから、当たり券の売買がネット上で始まる。
「いま2ポラいくら?」
「30Kくらいかな」
“K”とは、AKBファンの間の隠語で1000円を指す。
30Kといえば3万円。
「最高値のときで、40Kくらいで取引されていました」(先のファン)
(以上引用 週刊新潮)
まあ、どうしてもそうなっていきますよね。
でも、まだこの頃はよかったのだそうです。
ここから、ファンも売る側も加速していきます。
(以下引用)
「だいたい500個のうちに2個の当たりがある。
なぜそれがわかったかというと、劇場支配人が、大きなゴミ袋に500個入れたハズレのカプセルを持ってきて箱にあける。
そこに別の袋に入った当たり玉を2個加えて、かき混ぜる作業をしていましたから」(別の古参のファン)
そこから“箱買い”がはじまる。
「その当たりの権利を欲しいファンが、箱ごと買っちゃうんです。
1個300円だから15万円。
よく係の人が、その場で1万円の札束を数えていましたよ」(同)
つまり、ここに15万円で権利を直接売買する商売が出来上がっていったのだ。
「そもそも権利にコストなんてかかりませんからね。
ボロ儲けもいいところですよ」(同)
(以上引用 週刊新潮)
ファンの目の前で500個のハズレの中に2個の当たりを混ぜる作業をしていたのだとしたら、これはもう箱で買えと言っているようなものです。
15万円というと、一般庶民にとっては大金ですが、それでもいいという層にのみ訴えかける商売だったんですね。
現在は、こういったガチャガチャはもうやっていません。
代わりに登場したのが、握手券や投票券でした。
CDを買うとついてくるこれらの券を目当てに、大量買いするファンがたくさんいることはネットでもちょくちょく話題になります。
AKB48系列・みんな手元に大量にある劇場盤のCDどうしてる?
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大量買いされた『AKBのCD』のヒドい末路
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→ Geinou Reading
→ Ranking
→ Geinou Reading
(以下引用)
「CDが出ると、だいたい100枚は買いますね。
最高で130枚買ったことがあります」(35歳・会社員)
「いつもはだいたい130~160枚は買いますね。
ただ、最近は抑えて40枚くらいにしていますけど」(47歳・自営業)
(以上引用 週刊新潮)
CDがなかなか売れないと言われる今、ミリオンセラーを連発しているAKB48。
ただ、売れている数と買っている人数にかなりの乖離があるのではと思われているのはこういうまとめ買いのファンが多くいるからです。
実際、テレビでは、AKBが出ても視聴率がとれない、といわれ続けています。
(以下引用)
「日本テレビの金曜日夜7時からの番組『ガチガセ』にAKB48が出演しているのですが、ゴールデンであるにも関わらず視聴率がわずか1桁台。
局としては番組を打ち切りたいのですが、AKB48がレギュラー出演するゴールデンの番組は、これと、もう1本しかなく、AKBサイドがなんとか存続させようと必死に働きかけている」(芸能関係者)
(以上引用 週刊新潮)
コアなファンはいるけれど、決して一般大衆に広く人気を得ているわけではないということが、こういう部分でわかってしまいますね。
さて、CDを100枚単位で買うコアなファンたちは、握手券を100枚手に入れたらどうするのでしょうか。
100枚あるのだから100回列に並ぶ…というわけではなくて、1枚につき3秒間の握手ができるという仕組みになっているのだそうです。
つまり、100枚あれば300秒、5分間をメンバーと握手して過ごせるということになります。
CDは1枚1600円、100枚で16万円。
かつては15万円で様々な権利を売っていたAKBですが、今は16万円でメンバーの時間を5分売る、という形に落ち着いた、ということですね。
(以下引用)
「7月16日の海の日にあった福岡のイベントでは、前田敦子の列で1000枚を出したファンがいたという話が流れて騒ぎになりました。
本当か嘘かは別としても、160万円を出せば前田敦子の時間を50分は買えるということです」(前出・自営業)
(以上引用 週刊新潮)
160万円で50分。
高いのでしょうか、それとも金銭的に余裕のあるファンにとっては安い買い物なのでしょうか。
だからこそ、こういわれるのです。
(以下引用)
「つまり、金持ちの遊びだったんですよ」
古参のAKBファンが言った。
「高額で権利を買って、自由にアイドルに接せられる。
投票券にしても、自分が大量に票を投じることで、贔屓のメンバーの順位が上がるところに面白さがあった。
カネさえかければ何でもできたところに面白さがあった」
それは言葉を換えれば、と前置きして続ける。
「裾野の広いエンドユーザーからカネをひっぱるより、金持ちからカネをひっぱり出すことに長けた商法だった」
(以上引用 週刊新潮)
そこに、収入のない学生などが巻き込まれることによって、犯罪も生まれています。
元々、AKBのファンはお金がないと続けていけないように仕組まれていたんですね。
上手いというべきかなんというべきか…。
最近では、握手券が消化できないという事態も生まれているようです。
AKBが握手会の消化がどんどん遅れて破綻しそうな件
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Uwasa
→ Geinou Reading
そりゃそうですよね。
CDを売れば売った分だけ握手をする時間を割かなければならないわけですが、時間は有限です。
しかも、アイドルとして知名度が上がった今、みんな握手会だけに時間を割いてはいられません。
なんというか…AKBというシステムは、ファンも、所属している女の子たちも、みんなかわいそうに思えてしまいます。
確かに商売としては大成功なんでしょうし、秋元康という人はすごい人なんだろうと思います。
だけど、このやり方は、いくらなんでもえげつなさすぎます。
自分の時間を秒単位で売られている女の子と、他人の時間を売ることによって潤う大人たち。
そして、それに翻弄される若いファン。
そろそろAKBも終わり、と、毎年聞くような気がしますが、一向に終わりにならないAKB。
いつまで、どこまでこれを引っ張っていけるんでしょうね。
そして、この狂騒が終わったとき、何人の元AKBが芸能界で生き残れているのでしょうか。
なんとも悲しい話です…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
≪関連≫
◆AKB黒歴史まとめ
◆【悪徳商法】ここまできたか!?新AKB商法 ついにギャンブルを開始!!!
◆伊集院光が語る「AKB48商法のあざとさ」
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コメント
AKBの売り上げ記事を書くなら、享楽、パチンコメーカーを抜きには語れないですね。
パチンコの景品分も計上されているので。
ちなみに、ガチガセの観客はバイト。お仕事。
知り合いがバイトしてるから聞けた話ですが。
休憩中はAKBと話してると言ってました。
DVD売上がしょぼいですよね。それには握手券等はついてないし、そもそも楽曲(ステージ)には興味が無いのでしょう。そのDVD売り上げも下降してしまった。
本日のニッカンスポーツ紙。芸能面が読みやすくなったと感じました。AKBの扱いが昔に戻っていたんです! それまではどうでもいい記事を半面の大半を使ってたのが、今日は本当に小さな記事w
世間にAKB戦略も見切られてきたなと思ってたので、一転のニッカンの扱いにびっくりw何があったのでしょうねw
AKBサイドから言いがかりをつけられて、明日からデカ面扱いになるのかもですが。
ガチガセは、関ジャニの仕分けのパクリみたいな企画ばっかやってるイメージしかない
毎週オリコンTOP20を紹介する番組のMC小林克也によると、CDを買う実際のファンの数は30万-40万程度とか、ソースは不明だが。いろいろデータ見ても、今年でもうピークを過ぎたんじゃないかな。
自慢じゃないけどいつでもワタシ等
100万以上CD売れるの
ヲタの文化と崇めろ商法が
茶番なだけのレコ大娘
お花畑なキモヲタ脳内は
芯も思考もないのさ
尻が見えるだけさ
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