山崎賢人さん(23)と広瀬アリスさん(22)のW主演で実写化された映画『氷菓』が11月3日に公開されましたが、週末映画興行成績ランキングでまさかのベスト10圏外という大惨敗となっています。
まさか、というか、ネットでは当たり前との声が多数上がっています。→ Geinou Ranking
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まさかのTOP10圏外
映画『氷菓』は、全国225館公開と、かなり大規模な映画だったのですが、公開初週のランキングでまさかのトップ10圏外という結果になってしまいました。
(以下引用)
「先日公開された妹のすずと生田斗真のW主演映画『先生!、、、好きになってもいいですか』も出足でつまづき、彼女主演の作品としては最低の成績となりそう。
その負の流れではないでしょうが、同じくアリスが女子高校生役を演じた『氷菓』のレビューも芳しくなく、大コケの様相。
妹の『先生!』は公開2週目で映画興行収入ランキング8位まで落ちましたが、姉の新作は初週からベスト10圏外という惨状です」(エンタメ誌記者)
(以上引用 アサジョ)
今週の9位には、全国128館公開(しかも4週目)のアニメ映画『劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feel I. presage flower』がランクインしているのですが、公開館数がはるかに少ない4週目の映画の興収に公開初週の225館規模の映画が勝てないなんてかなりの惨敗っぷりです。
初週の興行収入は6000万円以下?
もうこのあたりは初週ではないので、この週末の興収がいくらだったのか分からないのですが、この前の週の10位の映画『ナラタージュ』(4週目)の興収が、Japan Box Officeによると463,550ドル。
日本円に換算すると、約5300万円になります。
その前の週の10位『アトミック・ブロンド』の興収は524,221ドルで約6000万円。
大体10位でこれくらいの興収だとすると、『氷菓』の興収はこれ以下の可能性が高いわけです。
まあ、11位にギリギリ入っているとして、多めに見積もって6000万円程度だったとしても、225館で1億円いかないというのは、関係者青ざめるレベルではないでしょうか。
ちょっと計算してみましょうか。
仮定した興収、6000万円を225館で割ると、大体1館当たり27万円ほどになります。
土日の興収ですので、1日当たり6回、土日で12回上映されたとして、1回あたりの収入は約22000円。
全員が前売り券の1400円で見たとすると、1回あたりの平均観客数は約15人、ということになります。
本当にざっくりとした計算ですが。
レビューも不調
レビューも芳しくありません。
映画.comのレビュー平均は5段階中2.8。
そもそも、レビューそのものが30ほどしか入っておらず、注目が集まっていないということがよくわかります。
ちなみに、同じ日に公開されてランキングで3位に入った二宮和也さん主演『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶』は、3位でも大コケといわれてますが、それでもレビューは倍以上の70入っていました(2017/11/8時点)。
どんなレビューが入っているか見てみましょう。
(以下引用)
「同じ映像の繰り返しで、展開もスロー。
キモの謎解きも、正直その前のブラフである説と同じくらいのレベルの説得力しかなく、モヤモヤしたまま終わる作品。」
「原作ファンなので、みてきました。
映像化は盛り上がりに欠けるので難しいと思っていたのですが、最後まで引き込まれる内容でした。
役者さんも(高校生には見えないですが)、高校生4人は原作の雰囲気がでていて、よくここまで演じてくれたと思います。」
「最初は「また、つまらない物語を選んじゃった。」と思ったけど話が進展するほどに面白くなりました。
でも役者さんはかわいそう。
高校生なら最低10代は使いなよ。これは他の映画でも言いたいけど。」
「やっぱアニメ化の後の実写はつまらんと言われてしまう典型な作品でした。
キャストは他にいなかったのでしょうか?高校生にはとても思えない清涼感のない、がっかりな主役二人でした。」
「原作 アニメ コミック 全て拝見しましたが映画はヒドスギル
物語の雰囲気をまるで無視した駄作」
「冒頭の鍵の話からして一見スジが通っている様に見えて無茶が有り過ぎのご都合主義大前提の謎解きになっていない展開で、ミステリーとしての面白さを期待したら的外れ。」
(以上引用 映画.com)
ツイッターの方からも少し感想を拾ってみましょう。
実写「氷菓」見ました。
山﨑賢人の演技のなかでは一番マッチしてるし、再現度高かった。ただ、える役の広瀬アリスが肩幅が広くてゴツく見えすぎて、華奢な女の子が掴んで離さないってよりこれからプロレス技かけますよみたいな感じだった。— M・G|カイヌマ (@tkintheglobe) 2017年11月4日
映画『氷菓』。おそらく、原作小説に忠実なのだと思う。しかしあまりにも馬鹿正直に忠実すぎてか、実写だと違和感がやべぇ台詞回しや演出が毎分ごとに登場し、その言わされてる感・やらされてる感(不自然さ)が演者の演技力をこれでもかと剥ぎ、結果として残るのは陳腐な映像の連続という地獄…。
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2017年11月6日
氷菓観てきた?私とおじさん2人しかいなかったぁ。平日だし、時間も微妙だけどね。この立て看板何故かここの映画館2つもあるw pic.twitter.com/sUN5rvQGTO
— ayako (@kentoyamaaya) 2017年11月7日
『氷菓』を観た。原作をかなり忠実になぞっているが、それだけにとどまらず、33年前の真相をアレンジすることで、文集「氷菓」の序文に籠められた思いがより深みを増した。冒頭のベナレスからの手紙に絡めた映画独自の台詞も良かったし、この小説の映像化としては理想的な出来では。
— 千街晶之 (@sengaiakiyuki) 2017年11月3日
氷菓の実写見てきた。
率直に言って、とても良かった。もともとの期待値の低さゆえにそう感じたのもあるだろうか、しかしやはり純粋にいい映画だと思った。
アニメや原作と違った魅了があって、映像の見方がまるで変わる。氷菓ファンのやつ、毛嫌いしてないで見に行くべき。#氷菓#氷菓実写— ウミ (@Sakura_Saku_UMI) 2017年11月3日
楽しめた、という感想もちらほらありましたので、そこまでひどくはない…のかもしれません。
(以下引用)
「氷菓」は米澤穂信氏の小説が原作だが、アニメ化されてからも人気が上昇。
それを受けての実写化だったはずだが、期待したアニメファンにソッポを向かれてしまったようだ。
ネット上のコメントも
「なぜ、実写にしたか謎すぎる」
「広瀬アリスがイメージと合わない」
「アニメの余韻を壊したくない」と手厳しい。
「もう一人の主演の山崎賢人も当たり外れが多く、今回も『また出てる』と揶揄されていますが、現在公開中の『斉木楠雄のΨ難』はヒット中。
ですから『氷菓』不振の矛先がおのずと内容とヒロインのアリスに向かいそうです。
実際、レビューにも『広瀬アリスの高校1年生役には無理がありすぎる』と厳しい意見が。
アニメの評価が極めて高かっただけに、反動も大きいようです。
彼女の女優ロードが心配ですね」(前出・エンタメ誌記者)
(以上引用 アサジョ)
うーん、山崎さんはついこの間『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が大コケしたばっかりなんですけど…。
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※ネットではこんな扱い
山崎賢人が出演した漫画原作の実写映画、全て爆死wwwww
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Ranking
まあ、映画の当たりはずれは役者さんだけに責任があるわけではないですからね。
コメント内にもありましたが、やはり高校生役を20歳過ぎの役者さんが演じてしまうところにも問題があるのかもしれません。
かといって、若すぎる役者さんだと演技力に難があったりもしますし、その辺は難しいところなのでしょうけど。
『氷菓』、ここから口コミで広がって興収が上がっていく…という感じでもないですし、このまま爆死黒歴史で終わってしまいそうです。
山崎さん、そろそろ実写から卒業されてもいいのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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