視聴者のテレビ離れが進み、“テレビ不況”などと言われ始めて早数年。
テレビ局は経費削減のため番組の制作費を削っているといわれています。
では、実際、各テレビ番組にはどれくらいの制作費が使われているのでしょうか。→ Ranking
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“制作費”に含まれるものとは?
(以下引用)
テレビ番組の制作費には、タレントのギャラはもちろん、制作スタッフの報酬に経費、スタジオセットや美術の制作料、衣装リース料からロケバス使用料、弁当代など、全ての経費が含まれる。
制作費は各テレビ局が独自の基準でその額を決定しており、同じ時間帯でも、NHKやフジテレビは他局に比べて金額が大きいという。
(以上引用 FLASH)
フジテレビさんは長いこと民放の年間視聴率三冠王でしたからね。
使える予算も大きかったのでしょう。
一昨年久しぶりに1位から転落、昨年は2位も維持できず3位に転落してしまっていますから、今年あたりからそろそろ制作費も厳しくなってくるかもしれません。
⇒ 2012年視聴率トップ争いが過熱!三冠を狙う日テレ、阻止したいテレ朝…フジは脱落
バラエティ番組の制作費
さて、テレビ番組のなかでも特に制作費をおさえて作ることができるというのがバラエティ番組。
まずはバラエティ番組のお値段から見てみましょう。
4000万円 とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ)
3000万円 秘密のケンミンSHOW(日本テレビ)
痛快!ビックダディ(テレビ朝日)
2500万円 しゃべくり007(日本テレビ)
ピカルの定理(フジテレビ)
2000万円 お試しかっ!(テレビ朝日)
Oh!どや顔サミット(テレビ朝日)
1100万円 出没!アド街ック天国(テレビ東京)
1000万円 笑っていいとも!(フジテレビ)
*900万円 マツコ&有吉の怒り新党(テレビ朝日)
*800万円 サンデー・ジャポン(TBS)
(データ引用 FLASH)
とんねるずのみなさんのおかげでした、かかってますねぇ。
これは、とんねるずのお2人のギャラが高いことも影響していそうです。
こちらは11年の記事ですが…。
なぜ芸能人のギャラはこんなに高いのか?
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これによると、とんねるずのギャラは1人300万円。
2人だけで600万円かかっていることになります。
一方、この中では一番制作費の安い『サンデー・ジャポン』ですが、こちらは司会が爆笑問題のお2人。
この人たちもギャラはけっこうしたはずです。
人気芸人のギャラと潜在視聴率ランキング1位 爆笑問題 2位くりぃむ 3位タカトシ 4位さまぁ~ず
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これによると、制作費の3分の1近くが爆笑問題のギャラだけに消えていることになります。
他にも出演者がいらっしゃいますし、その方たちのギャラだけで800万円くらい消えてしまいそうな気がしますが…他のみなさん、よほどギャラが安いんでしょうか。
その他、思いのほか制作費が安いように思われるのが『笑っていいとも!』。
タモリさんのギャラは180万円、テレフォンショッキングのゲストギャラは5万円なんだそうです。
お昼の番組はゴールデンタイムより広告が入りづらく、予算もあまりつかないのだとか。
情報番組の制作費
さて、続いては情報番組編。
2200万円 Mr.サンデー(フジテレビ)
2000万円 情報7daysニュースキャスター(TBS)
1500万円 情報LIVEただイマ!(NHK)
1100万円 シューイチ(日本テレビ)
*800万円 知りたがり!(フジテレビ)
*750万円 情報ライブミヤネ屋(日本テレビ)
*700万円 ヒルナンデス!(日本テレビ)
*600万円 モーニングバード!(テレビ朝日)
(データ引用 FLASH)
笑っていいともを抜きつつあるというヒルナンデス、いいともより制作費はかかってないんですね。
情報番組は、Mr.サンデーなど一部を除いてスポンサーの付きにくい時間帯に放送されるため予算は少なめなんだそうです。
音楽番組の制作費
続いて、音楽番組。
これはちょっと意外でした。
2000万円 歌謡コンサート(NHK)
1800万円 ミュージックステーション(テレビ朝日)
火曜曲!(TBS)
1500万円 1番ソングSHOW(日本テレビ)
1100万円 ミュージックフェア(フジテレビ)
*900万円 木曜8時のコンサート(テレビ東京)
(データ引用 FLASH)
思いのほか少ないですよね、制作費。
これ、出演者のギャラに秘密があるんだそうです。
(以下引用)
「歌手は新曲リリースなどのプロモーションとして出演するので、ギャラはそれほど高くありません。
レコード会社がギャラを補填することも多い」(制作会社幹部)
(以上引用 FLASH)
ただ、音楽番組って今、視聴率が取れないらしいですからね。
いくら安く作れても、見てもらえなければ意味がありませんから…どの局も、番組継続が厳しくなっているのがこのジャンルなんだそうです。
ドラマの制作費
さて、続きましてはドラマ編。
こちらは個別のドラマの制作費ではなく、各局が一般的なドラマに1話あたりどれくらいの予算を組んでいるか、という一覧になります。
NHK 5000万~7000万円
フジ 4000万~5000万円
TBS 3000万~4000万円
テレ朝 2500万円
日テレ 2000万円
テレ東 800万~900万円
(データ引用 FLASH)
意外にもTBSが大きな予算をかけてますね。
“ドラマのTBS”として、ここは削れないということなんでしょうけど…昨年はドラマもテレ朝が頑張ってましたね。
(以下引用)
「昨年、民放の連ドラでトップ視聴率を取っている。
以前はドラマに弱く、1話の制作費が2千万円でしたが、最近2千500万円に増やした」(テレビ局関係者)
(以上引用 FLASH)
そんなテレ朝も、『相棒』だけは別。
1話3000万円、特番の場合は5000万円をかけているそうです。
キラーコンテンツですから、やっぱり特別待遇なんですね。
※再放送ですらこの視聴率です。
⇒ 夕方4時台再放送の『相棒』視聴率は10%~20%!打倒相棒でドラマ再放送戦争勃発!
NHK朝ドラとフジテレビの昼ドラ
さて、そのほか、ドラマとしてはちょっと変わった放送形態なのが、NHKの朝の連続テレビ小説とフジテレビの昼ドラ。
これらは1話の放送時間が短く、平日毎日放送となっています。
これらのドラマの制作費はというと…。
朝の連続テレビ小説 800万円(1週間で4000万円)
フジの昼ドラ 300万円(1週間で1500万円)
(データ引用 FLASH)
フジの昼ドラは、よくその内容の過激さが話題となりますが、非常に低予算で作られていたんですね。
ロケをあまりせずセットでの撮影が多いのも、予算が限られているから、なんでしょうね。
⇒昼ドラ『幸せの時間』から過激なシーンが激減!後続番組まで視聴率アップの絶好調なのになぜ?
韓流ドラマは大暴落
ちなみに、少し前に嫌韓騒動で話題になった韓流ドラマですが…日韓関係の悪化でスポンサーがつかなくなり、その値段もピーク時の半額以下に大暴落しているそうです。
11年までは2000万円~7000万円で取引されていたものが、現在は1000万~3000万円とか。
放送されなくなる日も近いのかもしれません。
テレビ不況なんて言いますけど、やっぱりすごい金額がかかってますよね、テレビ番組って。
何にそんなお金がかかってるのかよくわかりませんが、やっぱり1番はタレントさんのギャラなんでしょうね。
田舎なら家が1軒余裕で建つ金額がたった1時間の間に消費されているのかと思うと、庶民としては何とも複雑な気分になりますね。
なぜ芸能人のギャラはこんなに高いのか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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