今クール、フジテレビの月9枠で放送されるドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』。
10月期フジ月9主演は石原さとみさん(28)、と事前にアナウンスされていたものの、現在、公式サイトには“主演・石原さとみ”の文字はどこにも掲載されていないとか。
実は、石原さんの相手役がジャニーズの山下智久さん(30)に決まってから、ジャニーズ事務所と石原さん所属のホリプロとの間でかなり熾烈な“主演争奪戦”が繰り広げられていたそうなのです。→ Geinou Ranking
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フジテレビ月9ブランドも、最近はなかなか視聴率が取れなくなってはきていますが、それでも出演する俳優さん・女優さんたちにとって、その“序列”というのはなかなかに重要なもののようです。
最近の連ドラは、まずキャスティングが決まり、その後にそのキャストでできるストーリーをひねり出す、という順序で決まることが多いといいます。
つまり、まずは主演が決まり、次にヒロインや相手役など2番手の役者さんが決まっていくことが多いそうなのですが…。
(以下引用)
「本来多いケースは、主役が決まって、その次に来るのは誰になるかという2番手3番手の争い。
今回は『主役は石原』と事前に聞いていたのに発表のされ方がちょっと違うなと思っていたので、トラブっているとは思っていましたが…」(制作会社ディレクター)
(以上引用 東スポ)
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では、9月初頭の『5→9』の制作決定を報じる記事を見てみましょう。
(以下引用)
主役の英会話講師・桜庭潤子役を演じるのは石原さとみ。
恋のお相手となる僧侶・星川高嶺役を山下智久が務める。
(以上引用 コミックナタリー)
“月9”初主演で英会話学校講師の主人公・桜庭潤子(さくらば・じゅんこ)を演じる石原は
「気負わずオシャレで明るくてワクワクする毎日をスタッフ・キャストの皆さんと過ごせたらと思います」
と意気込み。
初共演で高学歴・高身長・高収入のイケメン僧侶の星川高嶺(ほしかわ・たかね)役の山下について
「この世界に入る前も後もテレビで多く作品を見させていただいていたので、ご一緒できるのがとても楽しみです!」
とコメント。
(以上引用 オリコン)
と、石原さんが主演であることがきちんと書かれています。
20日に行われた制作発表会見の記事でも、
(以下引用)
月9ドラマ初主演となった石原は、
「月9初主演、すごくすごく嬉しいです!」
といい、
「13年前のデビュー当時から、元旦になると将来の目標、夢を書いていました。
月9主演のラブストーリーをやりたいと毎年必ず書いていたので、夢がかなってすごくすごく嬉しいです!」
と喜びを爆発。
(中略)
また石原は、山下との初共演に
「山下さんの作品はほとんど見ていたので、まさかこうして(共演)できるとは思わなかったです。
とにかく月9でお芝居が一緒にできるということが、何より嬉しい」と感慨深げ。
(以上引用 映画.com)
やはりきちんと石原さんが主演であると書かれています。
トラブルがあった形跡は見当たらないのですが…。
とりあえず、東スポの記事の続きを見てみましょう。
(以下引用)
「もともとこの10月クールは石原の主演ありきで話が進んでいた。
共演者を誰にするかと選ぶ段階で、山下にオファーを出しました。
しかしジャニーズ側が主張してきたのは共演ではなく、あくまで“主演”という立場。
ここ数年の山下は、ドラマでは主役を張ってきただけに、2番手では納得いかなかったのでしょう」(フジテレビ関係者)
フジテレビもジャニーズとの友好関係がある。
ここは「石原と山下のW主演で」ということで、一度は手を打とうとしたが、
「その申し出に、今度は石原のホリプロサイドが『話が違う!』と激怒。
当たり前ですよね。
いまや月9といってもブランド力は地に落ちているワケだし、そんな状況下でも、何とかしたいと数字の見込める石原を前々からブッキングしていたんですからね。
石原も念願の月9初主演で気合が入っていた。それが、いきなりW主演じゃあ怒るのも当然。
一時は石原の降板騒動にまでなりかけたんですよ」(同関係者)。
(以上引用 東スポ)
ここまでこじれた話を、いったいどうやって決着したのでしょうか。
(以下引用)
「フジテレビの見解としては石原の事務所との今後の付き合いも考え、当初の予定通り主演は石原ということで落ち着いたんですが、山下サイドはあくまで2番手ではなく、主演と付かなくても“石原と同等”の立場を主張した」という。
結局、山下サイドを説得し続けて、
「エンドロールの最後に山下の名前を入れる」
ということで決着がついたのだが
「山下サイドに配慮し番組ホームページには一切“石原主演”の文字がありません」(同関係者)。
(以上引用 東スポ)
なるほど、世間的には主演は石原さんだけど、エンドロールでは2番手の位置ではなくシメの位置に持っていくことで主演と同等の重みをつけるということにしたわけですね。
確かに、公式サイトのキャスト表でも、石原さんが頭で山下さんの名前は最後になっています。
相関図の写真も石原さんと山下さんで同じサイズ。
そういえば上記報道も、石原さんが主演で相手役が山下さん、という書き方ではなく、“初共演の山下さん”と、2番手感が薄れる書き方になってます。
山下さんに主演の文字はついてませんが、実質W主演だとも受け取れる書き方です。
このあたり、フジテレビからメディアにも細かい注文がついてそうですね。
さてさて、ここまでこだわって苦心の末実現した石原さんと山下さんの初共演ドラマ、果たしてその苦労に見合うだけの視聴率を取ることができるのでしょうか。
お二人の直近の連ドラ出演作の視聴率はというと…。
山下さんは今年4月期にTBSで放送された『アルジャーノンに花束を』で全話平均視聴率8.6%と惨敗。
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石原さんの方は、昨年10月期の『ディア・シスター』(フジテレビ)で11.3%とまずまずの成績を残しています。
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とりあえずは、月9史上最低の初回視聴率を記録しながらも、その後じわじわと視聴率を上げ何とか全話平均では最低を免れた前クール『恋仲』の視聴率を超えることは絶対条件でしょうけど、フジとしては今クールトップ視聴率も狙っているでしょうか。
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初回放送は明日12日。
楽しみですね。
※そういえばこの方の出演も話題です。
商魂たくましい紗栄子。月9出演のコメントが偉そうでブーイング止まず
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
“漁夫の利”で2番手に浮上?『5→9』出演・田中圭のブログはこちら
コメント
事務所がごり押ししてやまぴーに決まったとか記事出てたのにオファーだったんだ
てことはこの記事も嘘だな