昨年12月31日に放送された第68回NHK紅白歌合戦の視聴率が発表されました。
第1部が35.8%、第2部が39.4%ということで、89年に紅白が2部制になって以降、ワースト3位という残念な結果に終わってしまいました。
目玉不足と言われる中、必死の思いで担ぎ上げた安室奈美恵さん、桑田佳祐さんの出場も、視聴率には貢献できなかったようです。→ Geinou Ranking
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史上ワースト3位の低視聴率
昨年の紅白の視聴率は、午後7時15分~の第1部の視聴率が35.8%(関西地区は33.2%)。
午後9時~の第2部が39.4%(関西地区は39.6%)でした。
昨年は第1部が35.1%、第2部が40.2%でしたので、第1部は昨年より0.7ポイント上がり、第2部は0.8ポイント下がったということで、トータルするとまあ昨年とどっこいどっこいの結果だったといえるでしょうか。
第2部の数字だけで比べると、紅白が2部制になった1989年以降で、最低記録なのが2015年の39.2%、ついで2004年の39.3%、39.4%という昨年の数字はワースト3位ということになります。
ちょっと表が長くなってしまいましたが、紅白が2部制になって以降の視聴率を一覧表にしてみました。
年(回) | 第1部 | 第2部 |
---|---|---|
2017・H29(68) | 35.8% | 39.4% |
2016・H28(67) | 35.1% | 40.2% |
2015・H27(66) | 34.8% | 39.2% |
2014・H26(65) | 35.1% | 42.2% |
2013・H25(64) | 36.9% | 44.5% |
2012・H24(63) | 33.2% | 42.5% |
2011・H23(62) | 35.2% | 41.6% |
2010・H22(61) | 35.7% | 41.7% |
2009・H21(60) | 37.1% | 40.8% |
2008・H20(59) | 35.7% | 42.1% |
2007・H19(58) | 32.8% | 39.5% |
2006・H18(57) | 30.6% | 39.8% |
2005・H17(56) | 35.4% | 42.9% |
2004・H16(55) | 30.8% | 39.3% |
2003・H15(54) | 35.5% | 45.9% |
2002・H14(53) | 37.1% | 47.3% |
2001・H13(52) | 38.1% | 48.5% |
2000・H12(51) | 39.2% | 48.4% |
1999・H11(50) | 45.8% | 50.8% |
1998・H10(49) | 45.4% | 57.2% |
1997・H9(48) | 40.2% | 50.7% |
1996・H8(47) | 41.6% | 53.9% |
1995・H7(46) | 44.9% | 50.4% |
1994・H6(45) | 40.1% | 51.5% |
1993・H5(44) | 42.4% | 50.1% |
1992・H4(43) | 40.2% | 55.2% |
1991・H3(42) | 34.9% | 51.5% |
1990・H2(41) | 30.6% | 51.5% |
1989・H元(40) | 38.5% | 47.0% |
3年前に記録した最低記録を、一昨年やっと少し盛り返したのに、再び沈んでしまった感じですね。
(以下引用)
「相変わらず多いのが『AKBグループ』『ジャニーズ』が多いという声は後を絶ちません。
ジャニーズで5組、AKBグループで3組と確かに多くで出演していますね。
また、その内容も、TOKIOがあまりにも東京五輪を意識させるような『ゴリ押し』を感じさせ、司会など中心がまず嵐。
欅坂46のメンバーがパフォーマンス後に倒れ騒然とする場面も。
一極集中の割にイマイチな内容の数々を考えれば、この数字も納得です」(記者)
(以上引用 ビジネスジャーナル)
テレビ局関係者による分析
この敗因はなんなのか、テレビ局関係者が分析しています。
(以下引用)
「郷と登美丘高は『紅白』前半パートのラストで登場しましたが、前半の白組・紅組トップバッターのHey!Say!JUMP、Little Glee Monsterはファン以外には『誰?』状態で、その後もファン以外にとっては見応えのない歌手が続き、大した見所や盛り上がる場面もないまま進んでいました。
そこに郷と登美丘高が登場したわけですが、バブル時代の“ディスコ女性”の服装を纏った数十人の女子高生たちがキレッキレで一寸の乱れもなく踊る“バブリーダンス”は圧巻で、明らかに歌唱後の観客の反応が、他の歌手と比べものにならないほど良かった。
そのため、ダンスをメインとするジャニーズや欅坂46 、乃木坂46 、AKB48などのアイドルグループは完全に食われてしまい、ショボさが際立ってしまいました」
また、別のテレビ局関係者も語る。
「今回の『紅白』の目玉は、来年引退するため“最後の『紅白』”となる安室奈美恵ですが、ここ数カ月メディアを騒がせてきたものの、一部のファン以外にとっては関心は薄く、特に『紅白』のメイン視聴者層である50代以上にとってはほとんど興味はない。
会場とは別のスタジオからの中継という特別待遇を受けた割には、パフォーマンスも特に印象に残るようなステージではなく、インパクトも感動も登美丘高のほうが断然に上。
完全に登美丘高に食われてしまったというのは、NHKにとっても大誤算だったでしょう。
そういう意味では、今回の『紅白』でもっとも視聴者の印象に残ったのは登美丘高で、他のプロの歌手たちを完膚なきまでに叩き潰してしまったといえるでしょう。
ここ数年、“日本人の『紅白』離れ”が進むなかで、昔のように広い世代から支持を受ける歌手がいなくなった今、今回の郷と登美丘高のコラボのように、素人が参加するという視点が『紅白』テコ入れのためにはカギになってくるのかもしれません」
(以上引用 ビジネスジャーナル)
ネットの声は…
では、ネットの声も見てみましょう。
(以下引用)
「韓国出てるのに見るわけない
ジャニーズとAKB枠多すぎてつまんないもん」
「つまんなかった」
「でも見やすかったよ」
「安室ちゃんのところしか見なかった 」
「安室以外に見るべき人がいないんだから、安室に責任かぶせるのは違うでしょ」
「紅白廃止して受信料値下げしなよ」
「安室ちゃんいなかったらやばそうじゃん
でてくれて良かったね」
「ウッチャンおもしろかったけどなぁ」
「それでも約40%あるってすごいね」
「去年の演出が酷かったから、最初から観ない人が増えたんじゃない?」
「朝ドラのネタとかいらない」
「エレカシ見たくてちょくちょくチャンネル合わせたけど
見るたびAKB軍団出ててうんざりしたわ
ジャニーズもそうだけど枠減らしてほしい」
(以上引用 ガールズちゃんねる)
やはり、ジャニーズ勢とAKB勢の多さにうんざりする声がちらほら上がっていますね。
歌手別視聴率はまだ出ていないようですが、安室さんのところだけ見た、という声もありますし、安室さんのところが突出していて視聴率を下支えしている可能性もありそうですが、果たして誰が一番視聴率を取っているのでしょうか。
登美丘高校ダンス部のパートだったりしたらある意味事故になっちゃいますが…。
さすがにそれはないでしょうか。
歌手別視聴率の発表も楽しみですね。
【悲報】紅白大成功の裏でNHKが恐々としている理由・・・
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
紅白もそうだけど偏向売国放送をするNHKそのものが敬遠されてる事に気つくべき。売国放送局が作った広告代理店のおもちゃにされてる番組を誰が観るんだよ
ダンスは三浦大知の圧勝でしょ
あれだけ踊ってるのに生歌で…どっかの口パク集団は恥ずかし過ぎるww
ふたりぐらいは見てもよかったけど。完全に紅白のことを忘れてた。